イングランド&ポルトガル・サッカーコーチブログ

イングランドとポルトガルのプロサッカークラブでのコーチ経験や、大学で学んだ内容を発信していこうと思います。

戦術的ピリオダイゼーションについて  

戦術的ピリオダイゼーションについて

 

自分がイギリスの大学を卒業後にポルト大学の大学院に就学を決めた理由の一つが、この戦術的ピリオダイゼーションです。ポルト大学の元教授でFCポルトのコーチでもあったビトール・フラデが提唱、モウリーニョとその右腕ルイファリアが採用し一躍脚光を浴びたサッカーのトレーニング理論です。

 

ビトール・フラデは教授を引退したものの、今も大学にオフィスがありいつでも会え(彼との初めての出会いについてはまた別のブログ記事で書く予定)、今の教授陣はFCポルトポルトガルのアンダー世代代表の元監督、そして毎日顔を合わせるボアヴィスタFCのU22の監督はFCポルトの元選手で直接ビトール・フラデの指導を何年も受けたとあって、戦術的ピリオダイゼーションを学ぶにはこれ以上ない環境に身をおいています。

 

このブログでも、戦術的ピリオダイゼーションについて今後どんどんとりあげていく予定です。

ボアヴィスタFCでの役割

ボアヴィスタFCでの役割

自分の所属しているボアヴィスタFC・Bですが、正式にはポルトガル1部リーグに所属するトップチームの二軍という扱いです。しかし、ボアヴィスタはこのBチームを実質U22として構成しています。

このチームでアシスタントコーチをしているわけですが、コーチを言ってもチームによって色々な役割があると思います。今回は自分が今現在ボアヴィスタFC・Bでやっていることを書きます。

まず、週末に次節で対戦する相手の試合を観に行きます。その試合を見て、試合中にそのチームの分析をしなるべく多くの情報をメモ、セットプレーを録画します。その後、メモと録画を元にスカウティング・レポートを作成。月曜日にそのスカウティング・レポートを監督ともう一人のコーチと共有し、相手チームの詳細を報告、相手チーム対策の練習メニューをいくつか提案します。それを元に話し合い一週間のトレーニングのプランを組みます。トレーニングでは主にコーチがトレーニングを指揮、自分がアシスタント、監督は基本ベンチで静かに見守り、たまに選手を個別に呼びアドバイスをしたり、トレーニングの途中で内容を変えるように指示することもあります。

自分自身の分析能力の向上はもとい、監督は元ポルトガル代表の選手でFCポルトボアヴィスタでリーグ優勝し、チャンピオンズリーグにも出た選手であり、コーチもFCブラガのアカデミーでコーチをしていた方で、本当に毎日のトレーニングが勉強になっています。また、ウォーミングアップの鳥かごなどには一緒にプレーヤーとして参加しているので、選手たちのプレーの速さや技術などを肌で感じることができています。

プロフィール

プロフィール

 

ボアヴィスタFCポルトガル1部リーグ所属)Bチーム(U22)アシスタントコーチ・スカウト。ポルト大学スポーツ学部大学院在籍。94年生まれ。

 

イギリスの大学でスポーツ科学を専攻し、首席(First Class Grade)で卒業。在学中、イングランドの元プレミアリーグ所属のプロクラブ、チャールトン・アスレティックFCのアカデミー(U10)とスクールでコーチ。また、大学の交換留学生に選ばれ、ベルリン・フンボルト大学の研究室でインターンを経験。卒業後、ポルト大学スポーツ学部の大学院に進学、ポルトガル1部リーグに所属するボアヴィスタFCのBチーム(U22)のアシスタントコーチ・スカウトを務める。

 

Twitter: https://twitter.com/Hayashi_BFC