イングランド&ポルトガル・サッカーコーチブログ

イングランドとポルトガルのプロサッカークラブでのコーチ経験や、大学で学んだ内容を発信していこうと思います。

【ジョゼ・モウリーニョの授業を受けることになりました。】

モウリーニョの授業を受けることになりました。】

 

 

このたび、リスボン大学とポルトガルサッカー協会が主催し、ジョゼ・モウリーニョが責任者を務める監督養成講座に合格しました。今までの学歴や経験を評価され、物凄い申し込み数の中から運よく15名に選ばれました。また、世界各国から優秀な生徒を集めたいというモウリーニョの意向もあり、日本人というのもプラスに働いたようです(今まで日本人の生徒はゼロ、東アジア人も昨年の上海大学の教授のみなので)。ちなみに、通常は定員は20名なのですが、今年はサウジアラビアが5人分を買い取ってしまったらしいです…苦笑

 

 

講義ですが、半年ほどの期間中に主にリスボンで合宿のような形で行われます。

講義をしてくれるのは、

 

 

など・・・

 

もう何も言えなくなるぐらい凄まじい面々です。

講義の内容は、指導法、試合分析、スカウティング、ピリオダイゼーションなど、多岐にわたります。

彼らの授業を間近で聴き、ランチを一緒に食べ、質問もし放題。信じられないような環境です。また、バルセロナのフィジカルコーチの授業はバルセロナのトレーニング施設ラ・マシアで行われ、その際カンプノウでのスポーツテクノロジーのカンファレンスにも参加するそうです。

 

 

こんな経験、一生に一度あるかないかです。世界最高の監督、ジョゼ・モウリーニョから直々に教えを受けられる日が来るなど思ってもいませんでした。コースが始まるのは3月、モウリーニョの授業は5月ですが、今からもう待ちきれません。

モウリーニョ以下サッカー界のトップ中のトップの方達の授業を受け、一緒にランチを食べ、他の若いエリート指導者の生徒たちと衣食を共にし、学び放題・質問し放題と、これ以上ない機会です。

生徒の誰よりも学び、また誰よりも強く自分をアピールしてこようと思います。

 

 

コースのサイト、紹介動画、インスタグラムはこちらです。

 

http://football.fmh.ulisboa.pt/lecturers/

 

https://www.youtube.com/watch?v=HzFBmLZH7Bo

 

https://www.instagram.com/highperformancefootball/

 

 

スポーツは科学である

 

スポーツは科学である

 

 

26日までのウィンターブレーク期間中に何とかスポーツのピリオダイゼーションについて投稿しようと書き始めたのですが、一つとても大切な大前提を投稿するのを忘れていました。

 

 

それは、

 

「スポーツは科学である」

 

ということです。

 

当たり前だよそんなの、という方も、どういうこと?という方もいるかもしれません。

 

 

スポーツは科学なのです。

 

例えば、サッカーの試合のウォーミングアップのメニューが以下だったとします。

ジョギング:5分

ストレッチ:5分

アジリティ系エクササイズ:5分

パスゲーム:10分

 

なんでもないメニューに見えますが、もしこのメニューを作ったら、イギリスの大学でもポルトガルの今のチームでも、必ずその根拠を聞かれます。

なぜジョギングの時間は5分なのか?

なぜストレッチがジョギングの後なのか?前ではないのか?そもそもウォーミングアップにストレッチは必要なのか?

なぜアジリティー系のエクササイズをするのか?

パスゲームをした時としなかった時で、身体にどのような違いが現れるのか?

なぜウォーミングアップの時間が計25分なのか?15分や30分ではダメなのか?

 

すべて、その科学的根拠を聞かれます。自分のウォーミングアップのメニューを想像してみてください。その内容、時間、順番、すべての「科学的根拠」を明確に答えられますか?

 

自分は、自分のメニューの科学的根拠を、ちゃんと答えられます。なぜ最初にジョギングをさせるのか。なぜストレッチをさせないのか。なぜ20分きっかりで終わらせるのか。なぜ全てのウォーミングアップメニューにボールを使うか。

 

もしそのウォーミングアップのメニューの根拠が答えられないのなら、それは勉強不足です。ストレッチをした組としなかった組の試合のパフォーマンスを比べる、ウォーミングアップ時間が10分の組と30分の組のパフォーマンスを比べる、ジョギングを最初にした組としなかった組を比べる。

それらを検証した科学論文が、スポーツ科学の分野には山ほどあるのです。

 

 

これは、トップレベルのアスリートたちも同じです。

なぜロナウドはFKの時に毎回同じルーティーンをするのか。なぜ100mの選手たちはスタート前にピョンピョン跳ねてるのか。なぜトッテナムの選手たちがCKの前に同じことをしているのか。なぜウサイン・ボルトはレース後の有名なポーズをレース直前にも取っているのか。なぜナダルは試合中にバナナを食べているのか、なぜ他の食べ物ではダメなのか・・・。

 

その全てに、明確な、スポーツ科学的な根拠があります。

 

だからこそ、

「スポーツは科学である」

なのです。

 

 

そして、スポーツが科学である以上、絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、

「科学は日々進化する」

ということなのです。

 

昨日の常識が明日の非常識、そんなことが科学の世界には溢れています。

 

以下は卒業時に大学の先生が伝えてくれたことです。

 

「君たちはスポーツ科学の最先端を大学で学んだ。しかし、その『最先端』は10年も経てば、『時代遅れ』になっている。これが今のイギリスのスポーツ界の問題だ。卒業してからトップチームのコーチやコンディショニングコーチやフィジオになる頃にはみんな50歳前後になっている。しかし、その頃には大学で学んだものは30年前のスポーツ科学であり、30年前のコンディショニングなんだ。

 

だからこそ、君たちはこれからも学び続けなければならない。君たちの学んだ『スポーツ科学』が廃れないように、学び続けなさい。そして、今年卒業する君たちが今のイギリスのスポーツ界を引っ張っていかなければならない。なぜなら、今この瞬間、本当に最先端のスポーツ科学を知っているのは君たちだ。だから、君たちがイギリスのスポーツ界を引っ張っていかなければならない。」

 

スポーツ界で働く者たちは、この言葉を胸に刻まなければいけないと思います。自分の知識や経験は本当に廃れていないか?自分は学び続けているか?最先端だと思っているものや常識だと思っているものは本当に最先端の常識なのか?

自分も、常に自問自答して、教授の言葉を思い出して、これからも学び続けていかなければいけないと思います。

 

 

長く語ってしまいましたが、この「スポーツは科学である」を大前提にした上で、今後のこのブログを読んでいただければ幸いです。

 

結局、戦術的ピリオダイゼーションとは何なのか?

結局、戦術的ピリオダイゼーションとは何なのか?

 

 

初めからはっきりと言ってしまいますと、日本で戦術的ピリオダイゼーションについてネットで調べると、そもそものスポーツにおけるフィジカルトレーニングの基本であるピリオダイゼーションを知らずに説明しているものが多すぎます。まずピリオダイゼーションを理解しなければ、戦術的ピリオダイゼーションも理解できません。また、このピリオダイゼーション、サッカーのピリオダイゼーション(レイモンド氏などが提唱)、そして戦術的ピリオダイゼーションをごちゃごちゃにしてしまっている説明が多すぎます。まずはこの3つは全くの別物として考えてください。たまに、「レイモンド氏の提唱するサッカーのピリオダイゼーション、通称PTPは・・・)」などという説明を見かけますが、これはまったくの間違いです。

 

なので、このブログではまずはこのごちゃごちゃになってしまっている概念を分別・整理したいと思います。

・ピリオダイゼーション

・サッカーのピリオダイゼーション

・戦術的ピリオダイゼーション(これを村松氏が独自にPTP(Periodisation Tactic Philosophy)と略称を命名し、それが広まっているようです。しかし、後に詳しく書きますが私はこの呼称には賛同しかねます。)

 

 

ここからは、この三項目についての紹介を簡単にしていきます。

 

ピリオダイゼーション

まず、サッカーのピリオダイゼーションや戦術的ピリオダイゼーションを理解するには、いかなるスポーツにおいてもフィジカルトレーニングの基礎の基礎、常識中の常識である、ピリオダイゼーションそのものを理解しなければなりません。日本語でググると、この基本中の基本であるピリオダイゼーションを理解せずにサッカーのピリオダイゼーションや戦術的ピリオダイゼーションを語っている人が多すぎるように感じます。このピリオダイゼーションは現代スポーツのフィジカルトレーニングにおけるとても大事な大事な基本であり、自分がイギリスの大学で何を一番学んだかと言われれば、このピリオダイゼーションです。本当に3年間みっちり、これをしつこいほどに叩き込まれました。それぐらい大事な現代のスポーツのフィジカルトレーニングにおける基本となる概念なのです。

 

サッカーのピリオダイゼーション

上記のピリオダイゼーションを理解したうえで、さらにそのピリオダイゼーションをサッカーというスポーツに適応させたものを、サッカーのピリオダイゼーションと呼びます。「サッカー ピリオダイゼーション」などで検索すると日本ではレイモンド氏の名がよく出てきますが、彼の理論が全て正しいわけではなく、国やチーム、人によって色々なアプローチがあります。僕がイギリスの大学でサッカーのピリオダイゼーションを教わった教授は、一人はスペイン人でバレンシアFCなどでフィジカルコーチをしていた人、もう一人はイギリス人で元マンチェスターシティーやウエストハムのフィジカルコーチだった人なのですが、それぞれレイモンド氏とはまた違うアプローチや方法論を持っていました。「サッカーのピリオダイゼーション」という大きなくくりの中で、サッカーというスポーツをどう捉えるか、サッカーのコンディショニングの目的は何なのか、各チーム各選手がトレーニングにおいて何に重きを置くか、それによって違ってくるのだと思います。

 

戦術的ピリオダイゼーション

まず最初にはっきりさせておきたいのですが、戦術的ピリオダイゼーションは正義ではありません。トレーニング理論の絶対的正解でもありません。時折、まるで戦術的ピリオダイゼーションこそが最先端かつ正しい考えだというような記事を見かけますが、そもそも、絶対的に正しいトレーニング方法などありませんし、積極的に戦術的ピリオダイゼーションを取り入れているFCポルトのコーチでさえ、あくまでもトレーニングへの一つの考え方に過ぎないという言い方をしていました。(ただし、提唱者であるビトール・フラデは戦術的ピリオダイゼーションが絶対的に正しいトレーニング理論だと思っています笑、本人がそう言っていました笑)。

日本では戦術的ピリオダイゼーションについては様々な摩訶不思議な記述が飛び交っていますが、もし僕がなるべくシンプルかつ分かりやすく定義するならば、「上記のサッカーのピリオダイゼーションにさらに各選手や各チームのプレー原則やゲームモデルなどの戦術的要素を組み込んだトレーニングメソッド」とします。よく、「戦術に特化したピリオダイゼーション」などと書かれているものがありますが、はっきり言わせてもらえばこれは間違いです。そして、PTPと呼ばれていることがありますが、これも間違いだと思います。このPTPという名称は村松氏が自身のブログで独自にPTP (Periodisation Tactic Philosophy)と呼び始めたのが始まりであり(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/285)、発祥のポルトガルでもどこでも、日本以外でPTPという名称は通じません。なぜなら、戦術的ピリオダイゼーションは “Periodização Tática” であり、Filosofia(哲学)という言葉は全く出てこないからです。そして、仮に「哲学」という言葉を加えたとしても、英語ならば ‘Tactical Periodisation Philosophy’ (TPP)、 ポルトガルなら ’Filosofia da Periodização Tática’ (FPT) となるはずですので、PTPという略にはなりません。

また、先程の定義で「トレーニングメソッド」としたのは、自分は戦術的ピリオダイゼーションは哲学というよりもむしろメソッド、サッカーへの考え方・観方のようなものに近いと思っているからです。周りの大学の同級生(FCポルトやブラガのコーチ)やチームの監督と話をしても、哲学などという大それたものというより、むしろ「トレーニングへの考え方の一つだよね」という印象を受けます。ですので、「トレーニングメソッド」としてみました。

 

 

ここまで

・ピリオダイゼーション

・サッカーのピリオダイゼーション

・戦術的ピリオダイゼーション

と分けて簡単に紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

今後、ブログでこの3つを一つずつ詳しく、シンプルに理解しやすいように書いていきたいと思います。なるべく分かりやすく簡潔にまとめられるよう努めますが、できるか多少不安です笑。そもそもブログ一本でまとめられるようなものならイギリスの大学で3年間もみっちり刷り込まれる必要も、ポルト大学に来る必要も、ビトール・フラデ教授に個人的にアポを取って何度も話し合ったり質問しまくったりする必要もないわけです笑。

 

では、次回まずはピリオダイゼーションについて詳しく書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

ポルト大学スポーツ学部について

ポルト大学スポーツ学部について

 

以前紹介しました通り、自分は現在ポルト大学のスポーツ学部の大学院に通っています。今日はこのポルト大学スポーツ学部の大学院の紹介をしたいと思います。

 

もちろんスポーツ学部もポルト大学の数ある学部のうちの一学部にすぎないのですが、ここはまさにサッカー指導者大国・ポルトガルのエリートサッカー指導者養成学校のような所になっています。クラスメイトを見渡してみても、FCポルトのU14の監督、ボアヴィスタFCのコーチ、FCブラガのアカデミーのコーチ、ポルトガル二部のチームのトップチームのアシスタントコーチなど、今後のポルトガルサッカー界を背負っていく(というかもう既に背負っている)若い指導者たちが生徒として集まっています。授業をしてくれるのも、ポルトガルU21代表の現コーチや元アンダー世代代表のコーチ、ポルトガルサッカー協会のディレクターなど、そうそうたる経歴を持つ方たちばかりです。そして、先日ブログでも紹介した、戦術的ピリオダイゼーションの提唱者であるヴィトール・フラデも、現在は教授職自体は引退したものの、大学にオフィスを構え、ほぼ毎日大学に来ています。そんなポルト大学スポーツ学部の卒業生には、ジョゼ・モウリーニョの右腕をずっとつとめているルイファリアなどがいます。

 

このような大学が日本にもあればもっともっと指導者のレベルも機会も上がるのでは、と常々思っています。Jリーグのトップチームまたは育成機関にいるコーチやフィジカルコーチ、スタッフなど将来の日本サッカーを背負う志ある若者たちが生徒として集まり、スポーツ科学(心理学、栄養学、コンディショニング、教育学、マネジメント、etc...)の基礎を学びつつ、協会や国内・国外の第一線で活躍されている指導者の方々を教授や講師として招く。そうすれば、授業を通して学べるだけでなく、様々なクラブの指導者たちが色々な交流や情報交換ができ、優秀な人材がどんどん育ち引き抜き引き抜かれ、日本サッカー全体のレベルアップに繋がるのでは、と思います。事実、自分自身も授業を通して学ぶことも多いですが、同年代のクラスメイトとのランチや休憩中の熱いサッカー談義で学ぶこと・気づかされることもとても多いのです(これはポルト大学だけでなくイギリスの大学でもそうでしたが)。

 

今後、ポルト大学での授業や活動についても、どんどん書いていきたいと思います。

イングランドでのコーチ経験とチャールトン・アスレティックFC

イングランドでのコーチ経験とチャールトン・アスレティックFC

 

ブログ開設以来、自分の自己紹介というか経歴のようなものばかり書かせていただいていますが、今日はイングランドでのコーチの経験について書かせていただきます。自分がコーチをしていたチャールトン・アスレティックFCは、10年ほど前にはプレミアリーグに所属していましたが、降格を重ねてしまい、現在は3部で戦っています。トップチームは3部ですが(といっても3部でもウィガンやブラックバーンポーツマスなどの古豪がひしめきレベルはそこそこ)、アカデミーは未だ高いレベルにあり、元イングランド代表のスコット・パーカーなどを育て、先日韓国で行われたU20ワールドカップで優勝したイングランド代表のメンバー18人のうち2人がチャールトンのアカデミー出身ですし、現在イングランドU21代表のキャプテンでA代表にも名を連ね、一昨日のブラジルとの親善試合ではマン・オブ・ザ・マッチに輝いたイングランドの期待の新星ジョー・ゴメスは10歳からチャールトンのアカデミーで育ち、チャールトンでプロデビューしました(現在はリヴァプールFCに所属)。

 

チャールトンのユース・アカデミーではU10と、アカデミーよりカテゴリーが下のスクールでコーチを担当していました。チャールトンでのトレーニングはもちろんのこと、毎週のようにチェルシートッテナムのようなチームと試合をし、アウェーでは彼らのクラブ施設で対戦していたので、とても学ぶものが多かったです。イングランドサッカーの話、イングランドの各チームの育成の話、チャールトンのアカデミーのトレーニングやスカウト方法の話、チェルシーをはじめとするロンドン近郊のビッグクラブとの対戦した感想など、今後詳しくどんどん書いていこうと思います。

戦術的ピリオダイゼーションについて  

戦術的ピリオダイゼーションについて

 

自分がイギリスの大学を卒業後にポルト大学の大学院に就学を決めた理由の一つが、この戦術的ピリオダイゼーションです。ポルト大学の元教授でFCポルトのコーチでもあったビトール・フラデが提唱、モウリーニョとその右腕ルイファリアが採用し一躍脚光を浴びたサッカーのトレーニング理論です。

 

ビトール・フラデは教授を引退したものの、今も大学にオフィスがありいつでも会え(彼との初めての出会いについてはまた別のブログ記事で書く予定)、今の教授陣はFCポルトポルトガルのアンダー世代代表の元監督、そして毎日顔を合わせるボアヴィスタFCのU22の監督はFCポルトの元選手で直接ビトール・フラデの指導を何年も受けたとあって、戦術的ピリオダイゼーションを学ぶにはこれ以上ない環境に身をおいています。

 

このブログでも、戦術的ピリオダイゼーションについて今後どんどんとりあげていく予定です。

ボアヴィスタFCでの役割

ボアヴィスタFCでの役割

自分の所属しているボアヴィスタFC・Bですが、正式にはポルトガル1部リーグに所属するトップチームの二軍という扱いです。しかし、ボアヴィスタはこのBチームを実質U22として構成しています。

このチームでアシスタントコーチをしているわけですが、コーチを言ってもチームによって色々な役割があると思います。今回は自分が今現在ボアヴィスタFC・Bでやっていることを書きます。

まず、週末に次節で対戦する相手の試合を観に行きます。その試合を見て、試合中にそのチームの分析をしなるべく多くの情報をメモ、セットプレーを録画します。その後、メモと録画を元にスカウティング・レポートを作成。月曜日にそのスカウティング・レポートを監督ともう一人のコーチと共有し、相手チームの詳細を報告、相手チーム対策の練習メニューをいくつか提案します。それを元に話し合い一週間のトレーニングのプランを組みます。トレーニングでは主にコーチがトレーニングを指揮、自分がアシスタント、監督は基本ベンチで静かに見守り、たまに選手を個別に呼びアドバイスをしたり、トレーニングの途中で内容を変えるように指示することもあります。

自分自身の分析能力の向上はもとい、監督は元ポルトガル代表の選手でFCポルトボアヴィスタでリーグ優勝し、チャンピオンズリーグにも出た選手であり、コーチもFCブラガのアカデミーでコーチをしていた方で、本当に毎日のトレーニングが勉強になっています。また、ウォーミングアップの鳥かごなどには一緒にプレーヤーとして参加しているので、選手たちのプレーの速さや技術などを肌で感じることができています。