イングランド&ポルトガル・サッカーコーチブログ

イングランドとポルトガルのプロサッカークラブでのコーチ経験や、大学で学んだ内容を発信していこうと思います。

ポルト大学スポーツ学部について

ポルト大学スポーツ学部について

 

以前紹介しました通り、自分は現在ポルト大学のスポーツ学部の大学院に通っています。今日はこのポルト大学スポーツ学部の大学院の紹介をしたいと思います。

 

もちろんスポーツ学部もポルト大学の数ある学部のうちの一学部にすぎないのですが、ここはまさにサッカー指導者大国・ポルトガルのエリートサッカー指導者養成学校のような所になっています。クラスメイトを見渡してみても、FCポルトのU14の監督、ボアヴィスタFCのコーチ、FCブラガのアカデミーのコーチ、ポルトガル二部のチームのトップチームのアシスタントコーチなど、今後のポルトガルサッカー界を背負っていく(というかもう既に背負っている)若い指導者たちが生徒として集まっています。授業をしてくれるのも、ポルトガルU21代表の現コーチや元アンダー世代代表のコーチ、ポルトガルサッカー協会のディレクターなど、そうそうたる経歴を持つ方たちばかりです。そして、先日ブログでも紹介した、戦術的ピリオダイゼーションの提唱者であるヴィトール・フラデも、現在は教授職自体は引退したものの、大学にオフィスを構え、ほぼ毎日大学に来ています。そんなポルト大学スポーツ学部の卒業生には、ジョゼ・モウリーニョの右腕をずっとつとめているルイファリアなどがいます。

 

このような大学が日本にもあればもっともっと指導者のレベルも機会も上がるのでは、と常々思っています。Jリーグのトップチームまたは育成機関にいるコーチやフィジカルコーチ、スタッフなど将来の日本サッカーを背負う志ある若者たちが生徒として集まり、スポーツ科学(心理学、栄養学、コンディショニング、教育学、マネジメント、etc...)の基礎を学びつつ、協会や国内・国外の第一線で活躍されている指導者の方々を教授や講師として招く。そうすれば、授業を通して学べるだけでなく、様々なクラブの指導者たちが色々な交流や情報交換ができ、優秀な人材がどんどん育ち引き抜き引き抜かれ、日本サッカー全体のレベルアップに繋がるのでは、と思います。事実、自分自身も授業を通して学ぶことも多いですが、同年代のクラスメイトとのランチや休憩中の熱いサッカー談義で学ぶこと・気づかされることもとても多いのです(これはポルト大学だけでなくイギリスの大学でもそうでしたが)。

 

今後、ポルト大学での授業や活動についても、どんどん書いていきたいと思います。